企業の財務諸表を見て、投資をする上で、ROEとかROAなどの、スクリーニングをかけて、銘柄を検索するのは、便利ですが、この手法は非常に大きな危険が潜んでいます。
確かに、一株あたりの純利益などをみていくことは重要ですが、それだけでは不十分です。
少なくとも、最低過去5年間の企業の動きをみるべきです。
この企業はどのような形で事業を展開しているのかという、経営的な視点を持つことも重要なのです。
例えば、 変動費と、固定費。
CFOがいたり、企業の管理会計をしっかりと把握して、事業を展開している会社は、単純に費用をカットするのも、
どこをカットして、どこのを残すかということも、考えています。
例えば、工場などは、固定費が多く、いわば薄利多売のビジネスです。
つまり、売上、販売量が増加しても、固定費は一定ですので、売れば売るほど、1製品あたりにのっかている固定費が削減されていくのです。
しかしながら、企業規模が小さい場合や、キャッシュフローが少ない場合は、キャッシュフローをかなり考慮して事業を展開する必要があるので、変動費率の高いほうがリスクのすくない形で事業を展開できます。
もしも、同じ会社で、同じような商品を売っており、売上が同じで、利益率もほぼ同じ2つの製品AとBがあるとします。
Aは、変動費率が高く、Bは固定費率が高いとします。
この場合は、力を入れて販売量を増やすべきなのでは、Bとなります。



in 1-7-2009 @ 23:56:42
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